無料お試し期間中の失敗例

今回も、メール配信システム「ワイメール」の公式コラムをご覧いただき、ありがとうございます。

ワイメールでは、新規のお客様には、14日間の無料お試し期間をご提供しております。しかし、14日の猶予があるとは言っても、その使い方次第では、その後の運用状態に一定の影響が生じてきます。

今回は、無料お試し期間中に起こりがちな、失敗例をいくつかご紹介したいと思います。

過去の失敗例を知ることで、反面教師として、機能の検証を行うと同時に、本配信でもワイメールのメリットを生かせるような初期利用に努めていたければ幸いです。

いきなりIPウォームアップ機能を無効にして大量配信してしまった

ワイメールではIPアドレスを含め、他の利用者と共用しない専用環境をご提供しています。

配信元の評価が確立されていない初期段階で、短時間での大量配信を行うと、配信元の評価が下がり、大量の受信ブロックを引き起こす恐れがあります。

その反面、一度よい評価が確立されれば、低価格で高い到達率を維持することが可能です。

大量配信をご予定のお客様におかれましては、焦らず計画的に配信数を増加させていただくことをおすすめいたします。

初めてご利用の方へ IPウォームアップ機能を無効にしていませんか?

読者を登録してからステップメールを作成したら、いきなり配信されてしまった/飛ばされてしまった

ステップメールを新規に運用する場合は、まずステップメールのストーリーを作成&稼働してから、読者を登録する、といった流れがおすすめです。

これは、ストーリーが稼働すると、配信時期を読者の登録日(起算日)から計算し、時期が過ぎている読者にはすぐに配信され、逆にステップメールが停止していると、時期が来た読者はそのストーリーをスキップするためです。

すでに読者を登録済みのメルマガで、ステップメールを新規に運用する際は、必要に応じて「配信の保留」機能をご利用ください。

ステップメールとは?ループメールとは?どうやって使い分ける? -「配信の保留とは」

お試し期間終了日を見逃してサーバが削除されてしまった

ワイメールからのご案内のメールを見逃して、本契約お手続きを失念され、サーバが削除されてしまった、というケースがいくつか見受けられます。

サーバが削除されてしまうと、お試し期間中にアップされたデータもすべて削除され、復活は不可となりますので、そのまま本契約をお考えの場合は、ご注意いただきますようお願い申し上げます。

ご参考:無料お試し期間終了までに本契約を行わなかった場合はどうなりますか?

ワイメールからお客様にお送りするメールは、以下の配信元から配信されます。

●自社ブランド化ありの場合
└ @お持ち込みいただいた独自ドメイン名
└ @y-ml.com

●自社ブランド化なしの場合
└ @貸与ドメイン名
└ @y-ml.com

ドメイン指定受信などを行っている場合は、あらかじめ上記のドメインからのメールを受信できるよう、設定の方をお願いいたします。

その他のよくある失敗例

お試し期間中に限らず、ご利用中に見受けられる失敗例を以下にご紹介しております。ぜひ参考にしていただければと思います。

あなたは大丈夫?メール配信でのうっかりミス5選

併せて読みたい

ワイメールでは、初めてのお客様向けの資料として、以下のものを公開しております。併せてご参照いただければ、さらにご理解が深まるかと思いますので、お手すきの際にご参照ください。

ワイメール無料お試し期間を効果的に活用するコツ

チュートリアル

操作マニュアル

公式オンラインヘルプ

最後に

お客様に、ワイメールの仕様と機能をご理解いただき、可能な限り本番運用を想定し、有用にご活用いただくことが、無料お試し期間の目的です。

今後も、ワイメールならではのメリットを最大限お客様に生かしていただけるよう、適切な仕様と、直感的に使いやすいUI・UXを目指し、日々バージョンアップを目指してまいります。

ただし前提として、メール配信はメール受信者との日々の信用維持が大切です。メール受信者との信頼構築・メール配信元の評価(レピュテーション)の向上に関する情報として、過去記事をいくつかご紹介しておきます。

より関心のある読者だけに効率的にメールを届ける

自動IPウォームアップ機能を活用しよう!

いい意味で「放置」が可能なメール配信システム「ワイメール」 ~実例から学ぶストーリーの組み方~

ワイメールは配信サーバーを独占利用できるメール配信システム

メール配信システムに独自ドメインを持ち込むメリットとデメリット

ウォームアップ初期の配信速度や、一時的な到達率の違いで、他社メール配信システムを採用、または他社メール配信システムに乗り換えられるお客様もいらっしゃいますが、人間の信用と同じように、メール配信元の信用も、一朝一夕には構築できません。

そのためには、独立性の高いメール配信環境を、低価格で維持でき、メール受信者との信頼関係を長期にわたり構築できるサービスであることが大切です。ワイメールでは、低価格で完全定額という形で、長期間でもご利用しやすい価格設定とさせていただいております。

免責事項

当コラムの内容は、コラム執筆時点での内容です。今後のバージョンアップ等により、仕様やインターフェイスが変更になる場合がございます。