今回もメール配信システム「ワイメール」の公式コラムをご覧いただきありがとうございます。
配信したメールが届いたかどうかを確認する方法には、メールを配信した際にエラーメールが返ってくるかを確認するか、相手方にメールが届いたかどうかをメール以外の手段で確認するといった方法が挙げられます。
しかしながら、メールを一斉配信した際に、同様の方法で確認を行おうとした場合、返ってくるエラーメールの数が膨大となる可能性や、相手方1件1件に確認するのが困難であるなど、上記方法は有効でない場合があります。
そこで今回は、メールを一斉配信する際に、メールが届いたかどうかを確認する方法と、それに合わせてメールの開封状況を確認する方法をご紹介いたします。
また、ワイメールにおける配信、開封状況の確認方法についてもご紹介いたします。
目次
一斉配信したメールが届いたか確認する方法
メーラーの配信確認機能を利用する
メールのBCCに自分のメールアドレスも追加する
メール配信サービスの到達機能を利用する
メールの到達測定などの効果測定機能を備えているメール配信サービスを利用することで、メール配信サービスの管理画面上などで、一斉配信したメールの到達状況を確認することができます。
また、メール配信サービスによっては、返ってきたエラーメールをエラー理由毎に分類するなど、エラーとなったメールアドレスを一括管理することもできます。
一斉配信したメールが開封されたか確認する方法
メーラーの開封確認機能を使う
Outlookなどの一部メーラーには開封確認機能が備わっており、受信側でメールが開封されたかを確認することができます。
ただし、受信側で開封確認のリクエストを承認する必要がある場合もあるため、送信するメールの内容によっては、悪印象を与える可能性があります。
HTMLメールを作成し、解析サービスなどで開封確認する
Googleアナリティクスなどの解析サービスを利用し、HTMLメール作成時に任意のパラメータをメール内に記述することで、メールが開封されたかどうかを確認することができます。
ただし、HTMLや解析サービス用のパラメータを扱うため、ある程度HTMLなどの専門知識が必要です。
メール配信サービスの開封確認機能を利用する
配信確認と同様に、開封確認機能などの効果測定機能を備えているメール配信サービスを利用することで、メール配信サービスの管理画面上などで、一斉配信したメールの開封状況を確認することができます。
ワイメールにおける配信・開封確認方法
一斉配信したメールが届いたか確認する方法
ワイメールコントロールパネルから「配信履歴一覧」を選択し、メールの到達状況を確認したい配信履歴の「件名」をクリックすると、「履歴詳細」画面が表示されます。
「履歴詳細」画面には「到達状況」という欄があり、正常にメール配信できた件数と、メール配信出来なかった件数が原因毎に、グラフが表示されます。
また、グラフ右側にある数字のリンクをクリックすると、メールが不達となった読者の一覧を確認、取得することができます。
一斉配信したメールが開封されたか確認する方法
ワイメールでメールの開封測定をする場合は、メールの作成時に、メールの作成画面の「メール形式・言語」で「PC アドレス向け HTML」もしくは「汎用 HTML(自動判別)」を選択し、「開封率」で「開封率を測定する」にチェックし、配信することで、メールの開封測定をすることができます。
開封測定の結果はメールの到達状況と同様に、「配信履歴一覧」の中の、該当メールの「履歴詳細」画面で確認することができます。
なお、過去のコラムでは、メールを開封した読者や、メール内のURLをクリックした読者のみを抽出し、メール配信を行う方法についても解説しています。
最後に
今回は、メールを一斉配信する際に、メールが届いたかどうかを確認する方法と、メールの開封状況を確認する方法についてご紹介しました。
基本的なメーラーのみでは、一斉配信したメールの到達・開封状況を把握することが難しい場合がありますが、ワイメールのようなメール配信サービスを利用することで、簡単にメールの到達・開封状況を確認することができます。
また、メール配信サービスには、今回紹介した以外にも様々な便利な機能が備わっているため、メール配信のご運用について見直しなどを考えている方は、この機会にメール配信サービスのご利用も一度ご検討ください。
免責事項
ワイメールの開封確認などの各機能の正常な動作につきましては、配信環境の処理能力や、ご運用状況に依存しておりますこと、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
また、当コラムの内容は、コラム執筆時点での内容です。今後のバージョンアップ等により、仕様やインターフェイスが変更になる場合がございます。