今回もワイメール公式コラムをご覧いただき、ありがとうございます。
みなさんはメルマガのバックナンバーを公開していますか?
メルマガのバックナンバーを公開することで、メルマガ運営者と読者の双方にメリットがあります。
そこで今回のコラムでは、メルマガのバックナンバーを公開するメリットと公開方法をご紹介します。
目次
メルマガのバックナンバーとは?
メルマガのバックナンバーとは、過去に配信したメルマガの記事やコンテンツのことを指します。
自社のWEBサイト等でバックナンバーを公開することで、読者は過去の記事やコンテンツを参照することができます。
メルマガのバックナンバーを公開するメリット
新規メルマガ読者の獲得
バックナンバーを公開することで、それまでそのメルマガを知らなかった人が過去の記事を読み、興味を持つきっかけになります。
記事を作成するときには、自社のサービス等の魅了がよく伝わるように試行錯誤しているはずですので、内容が充実していることが多く、自社のサービス等に興味を持ち、メルマガに登録してくれる人が増える可能性があります。
読者満足度の向上
読み逃した記事を読めるようになるため、メルマガ読者に大変喜ばれます。また、メルマガ読者が届いた記事を誤って削除してしまった場合でも記事を読むことができるようになるため、読者の満足度の大きなプラスに繋がる可能性があります。
ただし、有料や一部の読者向けなど、配信先を限定していた記事の公開は、該当読者の不満に繋がる可能性があるため、公開するかはよく検討した方が良いでしょう。
コンテンツの再活性化
バックナンバーが読まれることで過去の記事が再び注目され、新規の読者によってそのコンテンツが再活性化される機会が生まれます。
また、特定のテーマやトピックに関連するバックナンバーを紹介することで、意図的にそのコンテンツに関心を引き、そのコンテンツの長期的な価値を高めることができます。
過去の記事を有効に活用し、読者のニーズに応え続けることで、メルマガの影響力をさらに高めることができます。
SEO効果による集客力アップ
バックナンバーにはたくさんのコンテンツページができるため、過去の記事が検索エンジンでインデックスされ、関連キーワードで検索された際に表示されることで、バックナンバーを公開しているWebサイトへの検索エンジンからの流入が増える可能性があります。
質の高い内容なら上位表示されやすく、Webサイトの価値が高まり新規集客に繋がります。
アーカイブと信頼性の構築
読者はバックナンバーを読むことで、その企業や個人、サービスの成長や変化を追跡し、コンテンツの一貫性やその信頼性を確認することができます。
メルマガのバックナンバーはどうやって公開する?
メルマガのバックナンバーの公開方法はいくつかあります。
メールマガジンのバックナンバーを公開する各方法とその特徴をご紹介します。公開する目的に合わせて適切な方法をご選択ください。
Webサイト上にバックナンバーページを作成する
自社が管理するWebサイト上にバックナンバーを公開するためのページを作成し、記事を配信する度にバックナンバーページを更新するようにします。
バックナンバーページの作成や管理の作業が必要となりますが、そのコンテンツにより、バックナンバーを公開しているWebサイトへの検索エンジンからの流入が増える可能性があります。
ブログやコンテンツ管理システムを利用する
ブログサービスやコンテンツ管理システム(CMS)を利用して過去の記事を公開します。
バックナンバーページを作成、管理する作業を軽減し、簡単に導入することができますが、別途ブログサービスやコンテンツ管理システムの管理や更新が必要になります。
メール配信システムのバックナンバー公開機能を利用する
今回ご紹介するバックナンバーを公開する方法として一番簡単なのは、バックナンバーを公開する機能が備わったメール配信システムを利用することです。
メール配信システムから配信した記事を、自動的にバックナンバーページに表示する機能などがメール配信システムによっては用意されており、記事を配信する以外の作業を有さずにバックナンバーを公開することができます。
ただし、メール配信サービスによっては残しておける記事の総容量に制限があり、全てのバックナンバーを保存、公開できない場合などがあります。
ワイメールではバックナンバーを公開する機能を備えており、コーディング等不要で簡単にバックナンバーページを公開することができます。
ワイメールにおけるバックナンバーの公開方法
管理画面内のバックナンバー設定画面に遷移する
ワイメール管理画面内の、バックナンバーを公開したいメルマガの設定メニュー一覧画面から、バックナンバー設定画面に遷移します。
バックナンバー公開設定を変更、保存する
表示されたバックナンバー公開画面で、「バックナンバーの公開」を「公開する」にチェックし、公開する範囲などを指定し、設定を保存する。
上記手順だけでこれまでに配信した記事(配信履歴に残存する記事)をバックナンバーページにて公開することができ、これから配信する記事も自動的にバックナンバーページに追加されます。
バックナンバー公開画面で確認できるバックナンバー公開用URLを、これから配信する記事内や自社のWebサイト上などに記載することで、簡単にメルマガのバックナンバーページに案内することができます。
また、各メルマガのデフォルト表示設定画面にて、バックナンバーページのデザインを変更することもできます。
最後に
今回の記事でご紹介した通り、メルマガのバックナンバーの公開は、メルマガ運営者にとって貴重な戦略であり、提供するサービスの成長や発展に欠かせない要素です。
自社のWebサイト上などにバックナンバーページを作成し、都度更新するのは大変だという方は、メール配信システムのバックナンバー公開機能等を利用することで簡単にバックナンバーページを公開、更新し、新規メルマガ読者の獲得等に繋げていきましょう。
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