今回もワイメール公式コラムをご覧いただき、ありがとうございます。
メールアドレスに付随する読者の名前や各種情報。
これらをワイメールでは保存できるのか?保存する場合どのような項目が利用できるのか?
今回は、ワイメールの読者情報に関する機能や、セグメント管理を助ける属性機能についてご紹介します。
固定項目
名前や生年月日など、ある読者に対して、最初から追加できるようになっている項目のことを、「固定項目」と呼びます。
メールマガジン内の「読者リストの編集」画面を開きます。
検索欄の上部、「固定項目」をクリックすることで表示される、赤枠の項目が固定項目です。
ここに表示されている項目は、特に何も設定せずに利用可能です。
固定項目は非表示にできる
30種類もの項目が固定項目として用意されていますが、そのすべてを利用する方は少ないかと思います。
不要な固定項目は、検索欄右上に表示されている歯車マークから、表示/非表示の切り替えが可能です。
ここでチェックを入れた項目のみが検索欄や読者をクリックした際の読者情報詳細ページ、CSVインポートのテンプレートファイルに表示されます。
表示・非表示を切り替えているだけなので、システム上は非表示にした項目も削除されずに保存されています。
一度登録した情報が失われることはないのでご安心ください。
固定項目の項目名や選択肢を変更したい
最初から準備されている固定項目ですが、項目名や選択肢の名前などをお客様の任意で変更することが可能です。
詳細は下記のオンラインヘルプをご参照ください。
フォーム設定で変更できない固定項目名などを変更するにはどうすればよいですか?
自由項目
上記の固定項目に存在しない情報を読者に追加したい場合、自由項目が使用できます。
自由項目は、固定項目と同様の項目をお客様によって追加できる機能です。
作成方法は、下記コラムやオンラインヘルプをご参照ください。
自由項目を作成すると、フォームに設置できる入力欄のほか、検索画面や読者の登録画面、CSVインポートのテンプレートファイルなどにも反映されます。
属性
固定項目と自由項目を組み合わせることで、ワイメールでは多種多様な情報をメールアドレスに紐づけて保存することが可能です。
これだけで読者リストの管理や、配信時の読者フィルタによる絞り込みが可能ですが、読者リストのセグメント化に特化した、属性機能もご用意しています。
属性は、あらかじめ作成したタグを各読者に最大9個まで付与できます。
検索時には、固定項目の一番下に表示され、その属性が付与されている読者の絞り込みに使用できます。
属性は「共通設定」→「属性設定」から新規作成が可能です。
属性は管理者(お客様)のみが読者データに設定可能であり、フォームなどには反映されません。
読者自身に登録/変更してもらいたい情報(お名前や生年月日など)はほかの固定項目や自由項目、外部に公開したくない情報(キャンペーン対象者などの自社内で使用する情報)は属性のように使い分けてもよいでしょう。
特定の情報を持つ読者に属性を一括設定する
属性はほかの固定項目や自由項目と同様に、CSVインポートで読者情報に反映することが可能です。
しかし、既に登録している読者をCSV出力して、特定の条件の読者の行に属性を追加して再度上書きインポートという作業は面倒ではないでしょうか?
そんなときのために、読者リストの編集画面では、特定の読者群に一括で属性を追加する機能をご用意しています。
検索条件を入力して、検索ボタンの下に表示されている実行メニューから、「上記の検索条件に合う読者を」「属性の追加/削除」を選択して実行します。
追加したい属性を選択して「追加する」を選び、実行をクリックすることで、対象の読者群に自動的に属性が付与されます。
また、削除も同様に可能です。
その他、「共通設定」→「属性設定」から、既に作成して読者に付与している属性を選択して削除することで、すべての読者からその属性を削除することも可能でございます。
そのため、一時的なキャンペーンなど、読者情報に永続的に保存しておく必要のない情報を追加する際にも便利な機能です。
最後に
今回は、日々の業務でお問い合わせをいただくことも多い、読者情報やセグメント管理に関わるワイメールの機能をご紹介しました。
ワイメールでは、固定項目や自由項目、属性をもとに、強力なフィルタリングによるグループ管理が楽に行えます。
強力なフィルタリング(絞り込み)を活用して細かなグループも楽々管理
また、各読者に適切に情報を追加しておくことで、一定の条件の読者に繰り返し配信を行う、ループメール機能をご活用いただけます。
メールマガジンを繰り返し配信するループメールの便利な機能と設定手順
今回ご紹介した項目のほかにも、過去の配信から不達情報を蓄積して一定回数到達で自動的に配信停止にする機能や、固定項目内でクリック数や開封数などを自動で蓄積し、それをもとにポイントを加算していく機能など、読者リストの健全性の管理やコンバージョンデータの活用に有用な機能を取り揃えております。
開封数の加算によって、ステップメールをシナリオ分岐させる方法を過去のコラムでご紹介していますので、ご参考になれば幸いです。
この記事が、ご利用を検討中の方や、ご運用の見直し・効率化を図るご利用者様の参考になれば幸いでございます。
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