ワイメールは届かない? – そもそもメールとは –

その昔アメリカのとある研究所で、1台のパソコンから隣にあるもう1台のパソコンにメールを送ったことが最初の電子メール送受信と言われています。

その利便性から、爆発的に普及し、今でも手軽な連絡ツールとして使用されています。

そもそもメールは、ほかのコミュニケーションツールと何が違って、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メールの基本的な仕組みや考え方について、おさらいしてみましょう。

専用の通信方法を使っている

こう書くとちょっとややこしく感じますが、メールはLINEやFacebookなどの通信方法と違い、メール専用の通信方法を使っています。

この通信方法をちょっと難しく言うと「プロトコル」といいます。

LINEやFacebookの通信は、いわゆるWEBページを見るときなどと同じプロトコル(HTTP)ですが、メールの場合はSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)というメール専用のプロトコルを使っています。

SMTPは「サーバ間でメールをやり取りするための決まり事」です。

特定の管理者がいない

そう聞くと、なんかビットコインの世界みたいですね。

LINEやFacebookは、サービスを運営する会社、いわゆる管理者が存在します。簡単に言うと、その管理者が管理する同一のサーバ上で、メッセージがやり取りされています。

なので、管理者がある使用者のメッセージのやりとりを禁止してしまえば、その使用者はメッセージのやり取りは一切できなくなってしまいます。

それに対してメールは、「サーバとサーバの間」でのメッセージのやりとりになります。

つまり、メールを送ることは、送信側サーバが許可していれば誰でも自由にできるけれども、受け取るかどうか(また受け取った後どうするか)は、受信側サーバの管理者によって決まるということです。

「サーバごとに管理者が違う」=「メール送受信を総合管理する、特定の管理者がいない」と言えます。

メールの良い点

メールは、相手先のメールアドレスさえわかれば、基本的にはメッセージを送ることができます。

今まで会ったことの無い人と連絡を取りたいと思ったとき、疎遠になった人と連絡を取りたいと思ったときなどには、非常に強力なツールです。

またLINEの友達などの限られた範囲の相手ではなく、メールアドレスを知っている広範囲の人に対して、自社サービスのメリットや、有用な情報を伝えることができます。

その結果、メールを受け取った人が、メールを受け取らなければ得られなかった利益やメリットを得ることができる場合があります。

メールの悪い点

例えばあなたが、自分のメールアドレスを持っていた場合、メールを受け取るサーバの管理者が、勝手にあなたのメール受信を一切禁止したらどうでしょう?

メールアドレスを持っている意味がなくなってしまいますよね。

なので通常は、どのようなメールでも受け入れるのが基本です。

そのため、あなたが望んでいないメール、いわゆる迷惑メールやスパムメールも受信してしまう場合が多々あり、大事なメールが迷惑メールに埋もれてしまう、などの問題があります。

迷惑メールフォルダの必要性

以上のようなメールの悪い点をカバーするために、受信サーバの管理者が行っているのが、受信ブロック対策や迷惑メールフォルダへの自動振り分けです。

これは必要に迫られてできた「正当な必要対策」と言えます。迷惑メールフォルダの必要性に意義を唱えても始まりません。

よく「おたくのサービスは到達率はいいのか?」とか「送ったメールが迷惑メールに入ってるんだけど?」といったお問い合わせをいただきます。

でもそのメールが、受信する人にとって希望するものなのか、十分有用なコンテンツであるのか、受信ボックスに配送すべきメールなのかは、メール配信サービス提供者の立場からは判断できません。(もちろん送る側は誰しもが受信ボックスに配送されることを望んでいますが、、、。)

Gmail、Yahoo、Outlookなどのフリーメールサービスでは、過去に蓄積したビッグデータや、迷惑メールの傾向などから判断して、迷惑メールフォルダへの振り分けを行っていますし、その基準ももちろん公開していません。

我々は、多くのフリーメールサービスやプロバイダが希望するような、RFC(インターネット上の決まり事)に準拠した規格となるようシステムを洗練し、メールが受信ボックスへ配送されるよう日々努力していますが、これらの理由から残念ながらシステムの努力だけで、この問題を完全に解決することはできないのです。

ワイメールのポリシー

仮に、迷惑メールへの振り分け機能を完全に回避して、すべてのメールを受信ボックスに配送できるようなシステムを作り上げたとしましょう。

しかし前記の「メールの悪い点」で書いたように、最終的には送信側と受信側の対策による「イタチごっこ」となってしまいます。

それはインターネット資源の無駄使いにつながり、莫大なお金も必要となり、メールの送信コストはどんどん吊り上がってしまうでしょう。

ワイメールのポリシーは、「送信元の一貫性」を重視し、配信を重ねるごとに受信サーバ側の信用を得て、高い到達率を維持することです。

このあたりについては、「フリーメールサービス等における迷惑メールフォルダへの振り分けに関する考え方」もご参照いただければと思います。

また長期的にサービスを利用するためには、より低コストでなければなりません。

ワイメールではASPサービスであるにもかかわらず、完全定額、しかも低価格で、送信数無制限・読者登録数無制限を実現しました。

また前述した「送信元の一貫性」を強化するため、SPF認証・DKIM認証に対応し、DMARCポリシーも適切に公開しています。(詳細はこちら

ぜひご利用者の皆様におかれましては、数回のメール配信結果で「ワイメールは到達率が悪い」とか「ワイメールは届かない」などと判断せず、常にコンテンツを充実させたメール配信を心がけていただき、長期的な視点でメール配信を考えていただければ幸いです。

今後もワイメールをよろしくお願いいたします。