特典と期間限定ページを活用して、より充実したコンテンツの提供を

今回もメール配信システム「ワイメール」の公式コラムをご覧いただきありがとうございます。

メルマガを配信するにあたり、お得な情報やクーポンコードなど、メルマガ限定のコンテンツを用意したいと考えられるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、メルマガ読者へのコンテンツ提供をサポートする、「特典」機能や「期間限定ページ」機能のご紹介をいたします。

ワイメール導入のご検討中の方はもちろん、現在ご利用中の方の運用や設定の見直しのきっかけとなれば幸いです。

特典とは

読者の獲得ポイントに応じて、独自の特典を読者にダウンロードまたは表示させることができる機能です。

メールマガジンの設定内にある、「特典の設定」アイコンから設定を行えます。

読者の獲得ポイントとは

読者の登録や、クリック測定URLのクリックによって加算される数値のことを指し、読者情報の「ポイント」欄で確認が可能です。

加算される数値については、基本設定の編集ページの詳細設定内、「その他」カテゴリで変更が可能です。

特典を追加する

特典の名前、説明、必要ポイント、保管場所のURLを入力して保存します。

特典機能は、読者が獲得したポイントが必要ポイントを満たしているかを判定し、特典保管場所で入力したURLに誘導する機能となりますので、あらかじめお客様が自身のWebサーバー上にファイルをアップロードしてURLを取得しておく必要があります。

自身のWebサーバーがない場合は、Google Driveにファイルをアップロードして、公開範囲を「リンクを知っている全員」に設定し、共有リンクを取得するなどして代用いただけると幸いです。

また、特典をダウンロードした読者を、別のメルマガに代理登録することも可能です。

よりお客様のメルマガのコンテンツに興味のある読者を抽出する一つの手段としてご活用ください。

特典のダウンロード

特典は、専用のダウンロードフォームからダウンロードを行います。

フォームの表示は、ワイメールのシステムによる直接表示か、iframeによるお客様のWebサイトなどへの埋め込みをご利用いただけます。

フォームにメールアドレスを入力して進むと、所持ポイントによりダウンロードの可否の判定が行われ、必要ポイント以上を所持していればダウンロードリンクが表示されます。

期間限定ページとは

メルマガの読者がある一定期間まで閲覧することができる、期間限定ページを出力する機能です。

メールマガジンの設定内にある、「期間限定ページ設定」アイコンから設定を行えます。

期間限定ページの作成

ページ名、公開期限、ページのソースを取得するURLまたは個別のHTMLソースを入力して保存します。

公開期限は、以下の3種類のうちどれかを設定できます。

  • 特定の年月日
  • 配信日から起算してn日目まで
  • 読者登録日から起算してn日目まで

配信日や読者登録日から起算する日数を指定した場合は、同じページでも、配信日や読者の登録日によって公開が終了するタイミングに差を出せるのがポイントです。

また、ページの内容について、既にお客様のWebサイトで表示内容が公開されている場合は、URLを指定することでワイメールのシステムが自動取得して表示します。

なお、URLでのリダイレクトではなく、フォームの直接表示などと同様に、ワイメールのページとして表示されるため、指定されたURLのソースでリンクに相対パスが使用されているとうまく読み込めずに表示が崩れる可能性があります。

リンクがhttpまたはhttpsから始まるフルパスで記載されているかをご確認ください。

URLでの指定ではなく、HTMLソースを直接入力して表示させることも可能です。

配信履歴や読者の削除に注意

期間限定ページのURLは、配信ごと、読者ごとに異なるURLが発行されています。

URLにアクセスした際に、参照する配信履歴や読者がメルマガから削除されている場合、既に閲覧期限が切れたものとして期限切れのエラーが表示される仕様となっていますので、配信停止時にメルマガから削除される設定になっていないか、配信履歴の保存期間が閲覧期限よりも短く設定されていないかにご注意ください。

最後に

メルマガの登録読者のみへお得な情報やクーポンなどを配信したいのであれば、メール本文に記載するだけでも可能です。

しかし、特典機能や期間限定ページ機能を活用することで、提供できるコンテンツの幅が広がり、より管理が行いやすくなります。

メルマガ配信に慣れてきたら、これらの機能を活用し、さらなるコンテンツの充実に挑戦していただけると幸いです。引き続きワイメールをよろしくお願いいたします。

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当コラムの内容は、コラム執筆時点での内容です。今後のバージョンアップ等により、仕様やインターフェイスが変更になる場合がございます。