ワイメールはASP型のメール配信システムです。
最近よく耳にする「ASP」とはどのような形態のサービスなのでしょうか?
また、ASP型のメール配信システムは、利用者にどのようなメリットをもたらしてくれるのでしょうか?
今回のエントリでは、ASP型メール配信システムの特徴をお伝えいたします。
目次
ASPとはどのような形態のサービスなのか?
ASPはApplication Service Providerの略で、インターネット経由でソフトウェアやサービスを提供する事業者を指します。
ワイメールにおけるASPとは、メール配信システムをインターネット経由で提供する事業者ということになります。
もう少しかみ砕くと、ワイメールはインターネットに接続出来る環境さえ用意すれば、すぐに使えるメール配信システムを提供する事業者と言えます。
一般的に、ASP型のサービスを利用するということは、そのサービス事業者(例えばワイメール)が提供するシステムやサービスを、自社業務のために運用するということになります。
インターネットに接続さえすれば、特別なハードウェアを購入したり、システム開発をしなくても、すぐにメール配信システムを利用出来るのが、ワイメールというASPなのです。
ASPの対局はオンプレミス
ASP型の対極にあるのが「オンプレミス」と言われるタイプのシステム形態です。
オンプレミスとは、ハードウェアであるサーバー機も含めて全て自前で用意し、その環境を利用して様々なサービスを運用する形式を指します。
メール配信システムを運用するには、サーバー機の他に、メール配信システムの中枢となるソフトウェアも必要です。
更に、メール配信システムが問題なく稼働するような環境を整備し、定期的なメンテナンスも必要になります。
当然、専任のシステム管理者が必要になりますし、24時間365日稼働するハードウェアは、汎用的なデスクトップパソコンとは比較にならない頻度で、部品を交換しなければなりません。
これら全てを自社で用意し運用する形式を、オンプレミスと呼びます。
インターネットが今ほど普及する前は、オンプレミスが当たり前でした。
ですので、メール配信システムを運用できるのは、それなりの規模を持つ組織だけだったのです。
ASP型メール配信システムのワイメールを利用するメリット
インターネットに接続出来れば、すぐにメールマガジンを運営出来るメール配信システムASPのワイメールには、どのような特徴があるのでしょう。
ASPという形態にフォーカスして、そのメリットをまとめてみます。
ASP型メール配信システムのメリット/インターネットにアクセス出来れば短期間で運用を始められる!
ASP型メール配信システムのワイメールは、インターネットに接続し、WEBブラウザを使える環境さえ手元に用意すれば、すぐにメールマガジンを配信できます。
サーバーという高価なハードウェアやシステム管理者などを準備せずに、ワイメールの利用申し込みをして、初期設定完了通知が届けば、誰でもメール配信システムを使うことができるのです。
ASP型メール配信システムのメリット/システムメンテナンスが不要!
Windows7のサポートが、2020年1月14日で終了することになり、使い慣れたパソコンを買い替えた方も多いことでしょう。
コンピューターシステムにとって、バージョンアップや定期的なメンテナンスは絶対に必要な作業です。
ASP型のメール配信システムといえども、定期的なメンテナンスや稼働基盤のバージョンアップとは無縁ではありません。
ワイメールでも、定期的なシステムのバージョンアップの他、各種メンテナンスを行っています。
但し、ワイメールでは、無料でバージョンアップを実施しています。
日々のメンテナンスや、システムが稼働する基盤の更新も、特別な費用をお支払い頂くことなく、ご提供しております。
恐らく多くのご利用者さまは、特別に意識することなく、いつの間にかシステムが更新されていることでしょう。
システムのバージョンアップには、データ損失や運用環境の破損など、多くのリスクが伴います。
煩わしく、高リスクのバージョンアップの悩みから解放されるのも、APS型メール配信システムのメリットなのです。
ASP型メール配信システムのメリット/ローカルパソコンの電源を落としても配信してくれる
ワイメールの操作は「コントロールパネル」から行い、利用者が指定した操作内容はサーバーに保持されます。
ワイメールのコントロールパネルでの操作が完了すれば、あとは手元のデスクトップパソコンの電源を切っても、メールマガジンは配信されます。
なぜなら、ワイメールは手元のデスクトップパソコンではなく、利用者から離れた場所にあるサーバーというコンピューターで運用されているからです。
メールマガジン配信に関する「指令」を一度設定してしまえば、利用者側のパソコンの稼働状況とは無関係に、メールマガジン配信が実行されます。
例えば落雷でご自宅が停電していても、いつもと変わらずにメールマガジンを配信出来るのです。
ASP型メール配信システムのメリット/WEBブラウザがあれば操作可能
ワイメールでは、WEBブラウザを利用して、ワイメールの「コントロールパネル」にアクセスすることで操作します。
コントロールパネルへのアクセスは、必ずしもパソコンである必要はありません。
WEBブラウザが利用できる端末であれば、タブレット端末やスマートフォンでも操作は可能です。(但し、ワイメールのコントロールパネルは、パソコンでの表示を前提としたデザインになっているので、操作性は劣ってしまいます。)
WEBブラウザさえあれば、いつもと同じようにメールの配信が可能なので、出張先などでいつものパソコンが無くても、メールマガジンを運営出来ます。
簡単にメール配信システムを導入するならASPが最適
メールは身近なツールであるがゆえに、ありがたさを感じる機会も少なくなりました。
最先端というイメージも無く、メール配信なんて簡単に出来ると思われがちです。
しかし、メール配信に関する技術的な要因は多岐に渡り、ひとたび配信障害などのトラブルが起こると、原因調査から復旧に至るまでには広い知識が必要です。
メール配信システムを、全て自前で準備・運用することは、とても大変なことなのです。
ネットワークインフラの普及に伴い、ASP型サービス利用のハードルは随分と低くなりました。
ASP型メール配信システムを上手にご活用頂き、より建設的なメールマガジン運用をして頂ければ、メール配信ASPを運営するワイメールのスタッフとしても、とても嬉しいことです。
今後もワイメールをよろしくお願いいたします。