ワイメールのHTMLエディタV2だけをタダで使う方法

今回もメール配信サービス「ワイメール」の公式コラムをご覧いただきありがとうございます。

さて、ワイメールVer2.19から実装された「HTMLエディタV2」ですが、その直感的な使いやすさから、非常にご好評をいただいております。

そこで、過去にワイメールをご利用いただいたお客様、または無料お試し期間のみで終了されたお客様で、HTMLエディタ(V2)は気に入った、メール配信システムは不要だけどHTMLエディタだけは使いたい、といった方がいらっしゃいましたら朗報です。

ワイメールを使用しなくても、HTMLエディタV2の機能だけを、無料で使える方法をご紹介します。

HTMLエディタV2とは?

ワイメールのHTMLエディタV2とは、ワイメールVer2.19から実装された、HTMLメールの作成に特化したWYSIWIGエディタです。

WYSIWYGとは、見たままのものを実際に出力するという言葉の「What You See Is What You Get」の頭文字をとったものであり、WYSIWYGエディタとは編集中の画面に表示されるビジュアルと同じビジュアルのものが、最終結果(HTML、印刷結果等)として得られるようなアプリケーションのこと。

通常は、ワイメールをご契約中のお客様のみが、配信記事の編集時に、このHTMLエディタV2をご利用いただけます。

しかしこの度、このHTMLエディタV2の機能だけを独立させたサービスである、「DD Editor(ディーディーエディタ)」をβ版としてリリースいたしました。

DD Editorとは?

DD Editor(ディーディーエディタ)」は、ワイメールを契約していなくとも、ワイメールのHTMLエディタV2の機能を、どなたでも無料で利用できるツールです。

ワイメールのHTMLエディタV2で使える機能がそのままお使いいただけます。HTMLやCSSの知識が無くても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、プロ級のHTMLメールコンテンツが作成できます。

また会員登録をしていただくと、作成したコンテンツをテンプレートとして保存でき、いつでも好きな時に再編集したり、コンテンツをダウンロードすることができます。

DD Editorの使い方

HTMLエディタの使い勝手を試す

DD Editor(ディーディーエディタ)」にアクセスすると、「HTMLメールを作成する」から、特に会員登録などは必要なく、すぐにエディタの使い心地を体感していただくことができます。

※DD Editorは、1024x768px以上のディスプレイ環境で利用することを推奨しております。

エディタの操作方法はとても簡単で、直感的でどなたにでも操作できるように開発しております。

ただし、とっかかりなどがもしわりにくければ、エディタ画面左上の「操作ガイドを表示」をクリックすることで、ご利用の流れを確認することができます。

作成したコンテンツを保存する

作成したコンテンツを保存するには、左上の「編集内容を保存」をクリックします。

初回のみ会員登録が必要となります。必要事項を入力すると、入力したメールアドレス宛てにアクティベーション用のメールが送信されますので、確認URLをクリックすれば登録が完了です。

現在のところ、テンプレートは最大5件まで保存が可能です。また、アップロードできる画像の数は20点まで、画像1点あたりの容量は5Mバイトまでとなっています。

なお、エディタの機能紹介や便利な使い方については、当コラムでも以下の記事などでご紹介しております。ご参考になれば幸いです。

保存したコンテンツを再編集する

登録したテンプレートを編集するには、DD Editorにログインした状態で、マイページに移動し、編集したいテンプレートをポインタし「編集」を選択します。

保存したテンプレートの呼び出しは、エディタ画面の左上にある「テンプレート呼び出し」からも、随時行うことができます。

コンテンツを削除・コピー・ダウンロードする

登録したテンプレートを削除するには、マイページのテンプレート一覧から、削除したいテンプレートをポインタし、右上の「削除する」を選択します。

コピーも、右上の「コピーする」を選択することで、同じ要領で行えます。ただしテンプレートの保存数上限までテンプレートを登録してある場合は、既存のテンプレートを1つ以上削除していただく必要があります。

登録したテンプレートのソースをダウンロードするには、マイページのテンプレート一覧から、目的のテンプレートをポインタし、「ダウンロード」を選択します。

このとき、テンプレート内で使用している画像の扱いについて、

  1. 画像本体を一緒にダウンロード
  2. 画像を埋め込み形式(base64)に変換してダウンロード

のいずれかが選択できます。

でダウンロードしたコンテンツは、画像本体をご自身が管理しいるWEBサーバなど、インターネット上でアクセスできる環境にアップロードしていただき、ソース内の画像参照パス(imgタグのsrc属性の値)を適宜修正していただく必要があります。

でダウンロードしたコンテンツは、画像本体のアップロード作業は必要ありません。ただし使用している画像のサイズによっては、容量が非常に大きくなる場合があり、実際にメールを配信する際に、ASPやISPの容量制限に引っかかる場合がありますのでご注意ください。

今後の開発予定

DD Editor(およびワイメールのHTMLエディタ)は、ご利用者の声を反映し、スピード感をもって、随時バージョンアップを行っていく予定です。

現在利用できるセットメニューの種類で、ほとんどのHTMLメール作成シーンには対応できるかと思いますが、今後も必要に応じて、便利なセットメニューを追加してまいります。

また、自分の作成したテンプレートを公開できる機能の実装も、併せて進めてまいります。

今後もワイメールならびにDD Editorをよろしくお願いいたします。

免責事項

当コラムの内容は、コラム執筆時点での内容です。今後のバージョンアップ等により、仕様やインターフェイスが変更になる場合がございます。