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メールサーバー

メールサーバーとは、メールの送受信や保管をするためのサーバーです。

運用するためには、メールソフトがインストールされたサーバーが必要ですが、ドメイン取得時に契約したレンタルサーバーにも装備されていることが多いため、ほとんどの場合、別途契約する必要はありません。

メールサーバーには、

• メールを送受信するSMTPサーバー
• メールを閲覧するPOPサーバー（IMAPサーバー）

があり、それぞれに設定が必要です。

DNSレコード

DNSは、ネット上でドメインを管理し運用するために開発されたシステムであり、ドメインとサーバーを紐づける役割があります。

メールサーバーには住所となるIPアドレスがあり、DNSサーバーはドメインとIPアドレスを記す台帳のようなゾーンファイルを保持しています。

このゾーンファイルに記される、一行ごとの詳細情報をDNSレコードといいます。

DNSレコードには様々な種類があることも特徴です。

ポート番号

ポート番号とは、プログラムを識別し、受け取った情報を正しいアプリケーションへ送るためのものです。

ネット上のデータにはすべてポート番号があり、ルールによって振り分けられています。

ドメインを取得してサーバーを契約すると、メールアドレスは自由に作ることができます。

メルマガやサイトを効率的に運用するためにも、上記の基本用語を知り、自身で設定できるようにしておくと便利です。

価格と性能

メールサーバーのレンタル費用や性能は、提供する会社ごとに異なります。

まずは希望する機能が確実についているかを確認し、その上で性能や費用をチェックしましょう。

それでも同等のサービスがあり悩む場合は、他の機能の有無やセキュリティの高さなどを基準にしましょう。

コスパを重視するなら、必要な機能を洗い出し、ムダなオプションを選択せずに始めるのもおすすめです。

容量をチェック

中小企業の場合は、最初から容量に余裕のあるプランがおすすめです。

ミニマムなプランよりも費用は高くなりますが、後から追加するよりも安くなるケースも多いです。または、最初から容量の心配のない無制限プランのあるメールサーバーを選んでおくと安心です。

もちろん容量だけでなく、顧客の信頼のためにはセキリティ対策も万全なところを選びましょう。

メールのアカウント数

メールサーバーによってはアカウント数が制限されることもあります。

希望よりもアカウント数が少ないと、思うように運用ができないため、必ず確認しておきましょう。

サポート体制

サーバーそのもののセキリティはもちろん、契約者に対するサポート度も大切です。

メールの送受信やメルマガ発信では、未着や送ることができないなど、何かしらのトラブルはつきものです。

そうした場合のトラブル対応についてもプロに確認できれば、最短で解決することができるでしょう。