まず、サブドメイン名を決定します。例では、
- 既存ドメイン: example.jp
- サブドメイン: mag.example.jp
- OS: Linux
- DNSサーバソフト: BIND
- ゾーンファイルの場所: /var/named/example.jp.zone
とします。
DNSサーバの、既存ドメインのDNSレコードファイルを開きます。
$ su -
# vi /var/named/example.jp.zone
# vi /var/named/example.jp.zone
下記の行を追加します。
mag.example.jp. IN NS ns1.y-ml.com.
mag.example.jp. IN NS ns2.y-ml.com.
mag.example.jp. IN NS slave1.igreks.co.jp.
mag.example.jp. IN NS ns2.y-ml.com.
mag.example.jp. IN NS slave1.igreks.co.jp.
※対象のホスト名(mag.example.jp.)に対して、上記3つのレコード以外は設定しないでください。 対象のホスト名(mag.example.jp.)に既存のレコード設定(A、MX、TXT、他のNSレコードなど)があった場合はすべて削除するか、コメントアウトしてください。
保存して終了します。
:wq
DNSサービスを再起動します。
# /etc/rc.d/init.d/named restart
以上でゾーンファイルの編集は完了です。
DNSサービスを再起動してから、実際にインターネットに反映されるまで、24時間ほどかかる場合があります。
完了したら、「2.反映の確認」に進んでください。