近年、受信者が特に配信解除を行っていないにもかかわらず、勝手に配信が解除される現象が発生する場合があるというご報告をいただいております。
この原因としては、受信者がご利用中のウィルス対策ソフト、またはフリーメールアドレスの場合はフリーメールサービスの受信サーバで利用しているウィルス対策ソフトなどにおいて、自動的にメール本文内のURLにアクセスしてリンクの安全性を確認するために発生するものと推測されます。
根拠としては下記のとおりです。
配信解除が行われたと思われる時間帯のシステム側ログによると、ある接続元から、1クリック配信解除用URLにアクセスがあった履歴が確認できます。
ワイメールの1クリック配信解除URLは、メールを受信した側しか知りえない、受信者個別の暗号化文字列が含まれています。つまり、これは受信者側の環境から、何らかの手段でワイメールの1クリック解除用プログラムにアクセスがあり、起動されたことを示します。
接続元であるこれらのIP情報を調べると、ウィルス対策ソフト関連会社で管理しているものであることがわかります。
したがって、ウィルス対策ソフトの動作により、1クリック配信解除URLにアクセスがあり、結果的に配信解除が行われた可能性が高いと言えます。
※上記は弊社環境で調査した際の結果です。接続元が必ずしもウィルス対策会社のものでない場合もあります。
この対策として、弊社では下記の対策を行っていただくことを推奨しております。
確認画面や解除時に一定の手順を挟むことにより、解除URLに1度アクセスがあっただけでは配信が解除されなくなりますので、このようなトラブルを回避できる可能性が高くなります。
設定方法は以下の通りです。
【方法1】1クリック解除時に確認画面を表示させる
1.各メルマガの設定メニューから、「基本設定の編集」を選択します。
2.「1クリック解除時に確認画面を表示する」にチェックを入れて保存します。
【方法2】1クリック解除URLを利用せず、登録/解除用フォームのURLを記載する
1.各メルマガの設定メニューから、「基本設定の編集」を選択します。
2.「1クリック解除時に確認画面を表示する」にチェックを外して保存します。
3.記事作成時に、「共通タグ」から「登録/解除フォームURL」のタグを任意の場所に挿入します。