ステップメールとループメールの使い分けの目安は、
- 配信するや時期やタイミングよりも、配信の「順番や流れ」が大事な場合
→ ステップメール
- 配信する順番や流れよりも、配信する「時期やタイミング」が大事な場合、またはステップメールではカバーできない定期的なメール
→ ループメール
と考えていただければと思います。
例えばよくセミナーなどを行う行われるコンサルの方であれば、
- 会員様へのメールセミナー → ステップメールで作成
- 会員様への誕生日メール → ループメールで作成
- ご入金期限等の事前案内メール → ループメールで作成
といった形で運用することによって、最小の労力で会員様へのアプローチが可能です。
なお、日付型フィルタを組み合わせることによって、ループメールの機能のみで、表面上ステップメールと同様の動きを実現することも、事実上は可能です。ただしループメールには、下記のようなの欠点も伴います。
ループメールは1つのストーリーにつき配信できるのは1日1回まで
例えば、、、
- 1人の読者に基準となる日付情報を付け忘れてしまった場合や、読者登録のタイミングが遅れてしまった場合、そのストーリーがすでに配信されてしまっていたら、少なくともその日はもう配信がされない。
※逆にステップメールは、各ストーリー、対象者がその時点で存在すれば同じ日でもその都度追いかけて配信されます。
配信時期や日付によるフィルタ(絞り込み)条件を変更した場合、同じ読者に同じストーリーが重複して配信されてしまう場合がある
例えば、、、
- 配信時期を、月の途中に「毎月1日」→「毎月月末」と変更した場合、その月の1日に配信された読者に、月末にも配信されてしまう場合がある。
- フィルタ条件を「〇〇の3日後」→「〇〇の10日後」と変更した場合、3日後の時点でにすでに配信された読者に、10日後にも配信されてしまう場合がある。
同様に、配信したいストーリーが配信されない場合がある
例えば、、、
- 配信時期を、月の途中に「毎月月末」→「毎月1日」と変更した場合、その月の月末に配信されるはずだった読者に、配信がされないという場合がある。
- フィルタ条件を「〇〇の10日後」→「〇〇の3日後」と変更した場合、すでに4日後以降の読者(10日後に配信されるはずだった読者)に、配信がされないという場合がある。
※ステップメールであれば、次に配信すべきストーリーが明確に管理されているので、ストーリーの配信時期をずらしても、原則順番通りにストーリーが配信されます。
メールの性質に応じて細かなフィルタリング(絞り込み)をする場合、条件が増えるとそれだけストーリー数も増え、管理が煩雑になる
例えば、、、
- ループメールで商品別によるフォローアップ(商品Aの注文日の〇〇日後)などをした場合、商品数が多いほど、ストーリーが増えて管理が煩雑になる
※ステップメールの場合は、フィルタ条件が複雑になっても、原則ストーリーの配信順序が守られます。
※商品別によるフォローアップを行う場合は、商品ごとにメルマガ&それに紐付くステップメールを作成しておき、「読者移行設定」で最終的にメインのメルマガに統合した方が直観的にわかりやすく、フィルタ条件の設定もシンプルになります。
以上をご参考に、ステップメールとループメールを状況に応じて使い分けていただき、ワイメールを最大限にご活用いただければ幸いです。