ご利用料金の改定と独自タグのメリット

本日も当コラムをご覧いただきありがとうございます。

さて今年の10月より、消費税が8%から10%に変更になります。

ワイメールにおきましても、先日お知らせさせていただきました通り、10月度ご利用分より、消費増税に伴う価格改定を行わせていただきます。なにとぞ、ご理解をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

詳細についてはこちらをご確認ください。

なお当コラムは2019年8月3日現在の情報をもとに書いております。今後閣議決定などにより消費増税が中止・見送りになった場合はこの限りではございません。予めご了承ください。

実質は消費税を請求していなかったワイメール

実は今までワイメールでは、本来いただくべきだった消費税分を請求せず、すべて内税として請求させていただいておりました。

サービスご利用規約を熟読された方はご存知かと思いますが、実は規約には「第8条(本使用許諾の対価):本使用許諾の対価は弊社の定める月額利用料に本使用許諾の期間(月単位)を乗じ、それに消費税を加えた額とします。(以下略)」と明記してございます。

また以前、5%から8%に増税になった際も、お客様のご負担増を避けるため、価格はそのまま据え置きとさせていただきました。

今回の価格改定は、本来いただくべきものであった消費税分を、正規にいただく形となったとお考えいただければ、と存じます。

あらためまして、ご理解をいただけますと幸いでございます。

まだまだ安いワイメール

価格が改定されても、まだまだ他社と比べるとリーズナブルなメール配信システムがワイメールです。

あらためて他社のメール配信システムとの比較をしてみます。

ワイメール B社 C社 BM社 W社
読者登録数 無制限 10,000件 10,000件
メール配信数 無制限 無制限 50,000通 無制限
月額料金 4,980円~(定額) 5,000円 7,300円 10,000円 従量課金
初期費用 10,000円 10,000円 20,000円 なし 20,000円
ステップメール × ×
ループメール × × × ×

※当社調べ / 全て税抜価格

ワイメールはこのようにコストパフォーマンスが高い上に、ステップメールを始め60以上の豊富な機能をそろえており、あらゆるメール配信のシーンに対応しております。(料金の詳細はこちらをご覧ください)

また、専用IPアドレス・独立配信環境という、本来コストがかかるサービス形態であるにもかかわらず、インフラとソフトウェア開発の努力により、極限の低価格でメール配信システムの提供を実現しています。

価格変更時にも便利な独自タグ機能

さて、ワイメールには「独自タグ」という機能があるのはご存知でしょうか。

独自タグ機能は、あらかじめ単語や定型文を登録しておき、タグ(%%で囲まれた特別な記号)として件名や本文中に挿入しておけば、その部分が登録した単語に自動で置換されて配信される、という機能です。

わざわざ毎回書くのが面倒な単語、手打ちすると間違いやすい単語、頻繁に名前を変更する単語などをここに登録しておけば、記事作成時にタグを呼び出して挿入するすだけで、自動的にその単語に置換して配信してくれます。

例えばステップメール配信で、以下のような内容を毎回掲載している場合を想定してみてください。

・E社製インクジェットカラープリンタ(EI-001)が 34,600円
・C社製インクジェットカラープリンタ(CI-001)が 51,500円
・C社製モノクロレーザプリンタ(CL-001)が 88,000円
・C社製カラーレーザプリンタ(CL-002)が 122,900円

※専用カードリッジも当店ならお得な1,980円~で販売中です。
※別途8%の消費税がかかります。

 

もしこの状態で価格表記や税表記を変更するには、すべてのストーリーの内容を修正しなければならなくなります。

数件程度のストーリーであればそれほどの手間ではありませんが、これが何十件も運用しているとなると、修正するだけでも一苦労です。

「既定のヘッダ・フッタ」に登録しておき、その内容を変更するという手もありますが、メルマガやストーリーによって規定のヘッダ・フッタを変えている場合もありますし、なにより本文中の好きな位置に入れることは難しくなります。

そんな時に便利なのが、この独自タグ機能です。

どんな感じで使えばいいの?

上記の例をもとに、今回は以下のように独自タグを登録し、記事に挿入してみましょう。

※独自タグは「共通設定」→「独自タグ設定」から登録ができます。

タグの表記 タグの内容
%%Price_EI-001%% 34,600円
%%Price_CI-001%% 51,500円
%%Price_CL-001%% 88,000円
%%Price_CL-002%% 122,900円
%%PriceMin_Cartridge%% 1,980円
%%TaxRate%% 8%

記事作成時の内容

・E社製インクジェットカラープリンタ(EI-001)が %%Price_EI-001%%
・C社製インクジェットカラープリンタ(CI-001)が %%Price_CI-001%%
・C社製モノクロレーザプリンタ(CL-001)が %%Price_CL-001%%
・C社製カラーレーザプリンタ(CL-002)が %%Price_CL-002%%

※専用カードリッジも当店ならお得な%%PriceMin_Cartridge%%~で販売中です。
※別途%%TaxRate%%の消費税がかかります。

配信されたメールの内容

・E社製インクジェットカラープリンタ(EI-001)が 34,600円
・C社製インクジェットカラープリンタ(CI-001)が 51,500円
・C社製モノクロレーザプリンタ(CL-001)が 88,000円
・C社製カラーレーザプリンタ(CL-002)が 122,900円

※専用カードリッジも当店ならお得な1,980円~で販売中です。
※別途8%の消費税がかかります。

 

どうでしょう。

このように準備しておくことで、消費増税時や価格変更時にも、独自タグの内容を変更するだけで、一発ですべての記事に反映されます。

また、独自タグには基本どんな単語でも登録できますので、価格変更の時期が確定している場合は、以下のようにして使うこともできます。

時期 タグの表記 タグの内容
価格変更前 %%Price_Product1%% 14,800円 (〇月〇日からは19,800円)
価格変更後 19,800円

こうしておけば、あらかじめ受信者にも変更を周知できるうえに、価格変更日の0時ちょうどに独自タグの内容を更新できなくても、トラブルになることはありません。

終わりに

独自タグのメリットがよく分からなかった方も、実はこんなに便利ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

価格の改定や消費税率の変更作業は、会社によっては一大イベントになることもあります。

メール配信を通じて、ワイメールの機能が、少しでもご担当者様の負担軽減につながれば幸いです。